CDプレスの完全パッケージでは印刷した表カード(ジャケット)をケースに入れます。
※以下は日本レコード協会による規格を説明しています。
表カード(ジャケット)
12cmのCD用の小冊子にあたる部分でジュエルケースやスリムケースに挿入する印刷物のことです。
表カードのサイズはタテ119.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)×120.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)です。ジュエルケースの場合複数ページ仕様のジャケットが使用できます。
例えばコート135kgの用紙を使用した場合、24ページ程度までのジャケットを挿入できます。またコート90kgの用紙を使用した場合は32ページのジャケットを挿入できます。
スリムケース
スリムケースの場合2ページのペラのみの仕様になります。ジャケットのサイズは通常の表カードに準じます。
※但しスリムケースは日本レコード協会の規格にはありません。
マキシケース
マキシケースは12cmのマキシシングルCDなどを1枚収納する7mmの厚さのプラスチックのケースで、ジャケットは2Pのペラ、二つ折りの4Pまたは三つ折り6Pまで可能です。
マキシケース用表カードのサイズは2Pがタテ120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ152.8mmです。フラップ部分の形状(幅31mm)は通常のジャケットと違い特殊なので、是非弊社テンプレートを参照してください。
二つ折りの4Pはタテ120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ274.3mm(-0.5mmまで許容範囲内です)。
三つ折の6Pは120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ395.8mmです。
テンプレート
レイアウトデータ制作時には、トラブルを回避するためにため必ず弊社のテンプレートをご使用ください。テンプレート使用時にご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
裏カード(バックインレイ)
裏カード(バックインレイ)はジュエルケースの背面とトレイとの間に挟み込まれます。サイズはタテ117.5mm(±0.5mmまでは許容範囲です)×ヨコ150mm(-0.5mmまでは許容範囲です)で左右の両端から6mm±0.5mmの位置ににミシン目が入ります。
トレイが透明の場合、ケースを開けた状態でCDを外すと見えますので、両面印刷が可能になります。トレイが白または黒の場合はもちろん透けませんので片面印刷となります。
マキシケース、スリムケースに裏カードはありません。
キャップ(帯)
キャップ(帯)は、透明プラスチックケースの外側の背部分に外側に折り込みます。ジュエルケースのキャップ(帯)のサイズはタテ120mm(±0.5mmまでは許容範囲)×ヨコ70.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)で制作します。
マキシケースのキャップ(帯)の場合はタテ120mm(±0.5mmまでは許容範囲)×ヨコ67.0mm(±0.5mmまでは許容範囲)
スリムケースにキャップはありません。