バルクとは? 完全パッケージとは? CD,DVDプレス

弊社ではCD・DVDプレスのサービスとしてDISCのみのバルクと完全パッケージのセットパックを用意しています。

バルクとは?

積み上げられた簡易包装のバルク(ディスクのみ)
 

バルクとは直訳すると【ばら積み】。

CD・DVDプレスにおけるバルクとは綺麗な外装箱や包装を省き、プレスしたCDを100枚ごとの個別フイルムで簡易包装しで納品されます。簡易包装ですので価格を抑えることが可能になります。

バルクも完全パッケージで納品する場合もCD・DVDプレスの品質は同じです。当サイトではDISCのみ(バルク)と表現されています。

完全パッケージとは?

キャラメル包装される前の、12cmCDプレス、ジュエルケース・ジャケット、バックインレイ、オビがそろったCD完全パッケージ
 

DISCのみ(バルク)に対して完全パッケージと言うセットパックがあります。

CDでは「12cmCDプレス」「ジュエルケース・ジャケット」「バックインレイ」「オビ」「キャラメル包装」がセットになった完全パッケージで納品します。

またDVDプレスのセットパックでは「12cmDVDプレス」「黒色トールケース」「表面4色のジャケット」「包装」がセットになっております。

セットパックはプレス枚数とジャケットのページ数で料金が変わります。詳しくは価格表を参照してください。ご不明な点がございましたら弊社までご遠慮なくお問合せください

DVDとは・ブルーレイディスクとは? (BD)

DVDディスク

DVD (Digitaru Versataile Disc)とはデジタル映像データを記録するメディアとして開発された光ディスクの一種です。

直径12cmと8cmの2種類あるのはCDと同じです。

DVDの容量

CDと違うところは記録容量の違います。CDの640MB~700MBに対してDVDは片面1層で4.7GB・片面2層で8.54GBと大きく上回ります。データの読み取り方法は赤色レーザーで読み取ります。

4層式のDVD

DVDの特徴として大容量の記録を目指したため4層式(両面2層17.08GB)の構造をもったものもあります。
表面、裏面それぞれに2層あり計4層。
4層式の場合、一面の読み込みが終わったあとに、ディスクを裏返す必要があります。

ブルーレイディスクについて

青紫に光るBlu-rayDiscのロゴマーク

DVDはデジタル映像を記録するメディアとして定着していますが、その上位規格としてBlu-ray Disc(ブルーレイディスク)が読み取りに青紫半導体レーザーを使った新しい光ディスクの規格も登場しました。大きさは12cmとDVDと同じですが記録容量がさらに増え1層式で25GB・2層式で50GBとDVDをさらに大きく上回りました。

ブルーレイの”ブルー”はbluでblue(青紫半導体レーザーの色)の省略形です。

弊社ではこのブルーレイディスクのプレスならびにコピー承っておりますので見積りなど遠慮なくお問合せください。

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海外プレスと国内プレスの違いについて

CDプレス生産イメージ

弊社のCD・DVDのプレスには国内プレスと海外プレスの二つの選択ができます。
ホームページに掲載されておりますプレス料金は全て海外プレスですが、弊社では国内プレスも可能です。

日程(進行スケジュール)の違い

まず日程的な違いです。

海外プレスの場合輸送に時間がかかる場合があります。
弊社では台湾でプレスしておりますので通常1~2日程度かかります。日本でも遠方ですと発送に2日程度かかる場合もありますので、通常の輸送ではそれほど問題になりません。

問題になるとすれば、通関での足止めです。

たとえばCDに入れなければいけない刻印が入っていなかったり、日本産と間違える商品などは通関の際足止めになります。
最悪没収されることもあります。

※没収になることは殆どありませんが、チェックのため数日余分にかかる場合があります。

そういったリスクを考えれば、リリース日を見越して余裕を持った納期が必要になります。

上記の注意点はありますが、海外プレスが国内プレスよりも時間がかかるというわけではありません。
弊社では、例え通関で1~2日程度止められても、国内プレスよりも短納期での発送も可能です。

もうひとつ注意が必要なのは弊社では台湾の工場で生産しておりますので旧正月にあたる時期の日程には注意をしておかないといけません。中国でプレスしている会社なども同様の休日のようです。

品質の違いについて

次に品質のの面はどうかというと弊社の海外プレスではISO9000シリーズ取得の信頼できる指定工場で生産しておりますので国内プレスと比較しても全く遜色のない品質で仕上がります。

原産地の表記が義務付けられています。

※輸入のためCDまたはDVDに「made in TAIWAN」の表記が必ず必要です。

料金の違いについて

次に最も気になるところで重要なのが価格です。これは国内プレスよりも海外プレスの方が価格は低く抑えることができます。

海外プレスではスタンパー料金が無料になっているため再販の場合再度スタンパーの製作が必要になります。そのため何回も再販を予定していたり、大量のプレスの場合(50万枚~程度)は国内プレスのほうが割安になる場合もあります。

しかしほとんどの場合、料金的に海外プレスの方が優勢と言えるでしょう。

CDとは ~製造について~

CDの素材(プラスティック)

CDとは

CDとはコンパクトディスクとはデジタル情報を記録するメディアの一種で音楽を記録するために当時30cmLP盤や17cmEPシングル盤のレコードに代わる物として開発された直径12cmのプラスティックの円盤状のものです。コンパクトディスクは音声記録用のCD-DA、データ記録用のCD-ROM、ビデオ記録用のCD-EXTRAの3種に分けられます。さらにエンドユーザーで追加記録が可能でプレス時のマスターにも利用されているCD-R。またデータの消去が可能で書き換えができるCD-RWなどがあります。

CDの容量ですが640MB・650MB・700MBの3種類あり、収録時間に関しては74分となっています。

開発当初CDの収録時間が74分と決められたのは、クラシックで最もポピュラーだったカラヤン指揮のベートーベンの第9交響曲が収録できるようにと規格化されたそうです。

CDはどのように作られるか?

まずマスターをもとに、カッティングマシンによってスタンパー(原盤)と呼ばれる型を作ります。
型にはピットという凹凸があります。DVDプレーヤーはこの「ピット」にレーザ光を当て、反射光から信号を読み取ります。

※タイトル部の写真はCDやDVDをプレスする前の素材で、このプラスティックとスタンパー(原版)によって作るものを張り合わせ出来上がります。

市販されているCDはこの方法で生産されています。

これに対してCD-Rはレーザー光線の熱でデジタル信号のマークを焼き付けて信号を読み取れるようにしています。

以上のようにCDとCD-Rでは製造過程に違いがあるということでプレスとコピーの違いといえます。

CD、DVD 2種類の盤面印刷

CD・DVDの盤面印刷は大きく分けてシルク印刷とオフセット印刷の2種類の技法が用いられています

1.シルクスクリーン印刷
2.オフセット印刷

シルクスクリーン印刷

孔版印刷の一種で絹布や化繊の布に皮膜を作り、布の網目を利用して版の穴からインキを通して転写する印刷技法です。このような技法をシルクスクリーン印刷と呼び平らな場所だけでなく、円柱状の面や球面などにも印刷することが可能です。

弊社でCD・DVDの盤面にシルクスクリーン印刷を行う場合、使用できる色の数は白地を除き3色までです。
3色は特色インキをDICで指定していただきます。

参考
DICカラーとはなんですか?

特徴は単色のベタの再現性はよいですが、写真やグラデーションの再現性はあまり良くありません。

オフセット印刷

平版印刷の一種で版につけられたインキを中間転写体に転写したあとに被印刷物に印刷するという印刷技法でプロセスインキというCMYKの4色の掛けあわせで色を表現する手法です。シルク印刷よりも写真やグラデーションの再現性は非常に良く一般的な印刷方法といえるでしょう。

印刷範囲

盤面印刷の印刷範囲は以下の3パターンになります。

・外径116mm 内径23mm
・外径116mm 内径35mm
・外径116mm 内径46mm

CD印刷範囲のサンプル

※印刷範囲が23mmは下地加工がない部分が発生するので、銀盤加工をしないと下地加工がある部分との印刷の色が変わってしまいます。注意してください。

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